樹脂加工RESIN PROCESSING
曲げ加工
曲げ加工とは、アクリルやPVC等の熱可塑性樹脂を加熱して軟化させ、治具等の型に合わせて必要な形に仕上げる加工です。
加熱する際はヒーターや、熱風恒温乾燥機を使用します。
主に板物やパイプに対して行う加工で、多方向の曲げ等にも対応可能です。
熱可塑性樹脂材料の特性や板厚、製品サイズ等の様々な条件により、加熱・冷却が均等に行われない場合は、歪みや反り等が発生してしまう為、製品に合わせた最適な条件での加工が必要になります。
加熱する際はヒーターや、熱風恒温乾燥機を使用します。
主に板物やパイプに対して行う加工で、多方向の曲げ等にも対応可能です。
熱可塑性樹脂材料の特性や板厚、製品サイズ等の様々な条件により、加熱・冷却が均等に行われない場合は、歪みや反り等が発生してしまう為、製品に合わせた最適な条件での加工が必要になります。
◆加工事例
R曲げ
PVC透明 板厚1㎜
幅100㎜×長さ300㎜
直線曲げ
変性アクリル 板厚2㎜
幅150㎜×長さ350㎜×高さ50㎜
フッ素樹脂チューブ曲げ
PFAチューブ、ナイロンチューブ、ETFEチューブ
チューブ曲げ 継手ASSY
チューブ曲げ スパイラル
◆難加工材(ポリカーボネイト)の曲げ加工
ポリカーボネイトは
・ 透明なので、反対側がよく見える
・ 耐衝撃性が強く、壊れにくい
・ 耐熱温度が高く、変形しにくい
上記の特長から、装置の部品として用いられることが多い材料です。
一方で、耐熱温度が高いためにかなり高温にしないと変形させることができず、曲げ加工には不向きと言えます。
当社では自社開発の加工機を用いて、板厚8㎜までのポリカーボネイト曲げ加工も承っております。
≪加工可能寸法(当社実績)≫
材料板厚 : ~8㎜
※厚みが 5~8㎜の場合、長さは500㎜程度まで
▼8㎜板の曲げ加工
▼5㎜板の曲げ加工