
搬送コンベヤCONVEYOR
バラもの搬送用コンベヤ
このベージでは梱包されていない搬送物、形状が不安定な小さい搬送物(バラもの)を運ぶのに適したコンベヤをご紹介します。
目次
◆ トラフコンベヤ
ベルトサイドを立ち上がらせることで、中央部分を凹ませて運ぶコンベヤ。
転がりやすい形状の搬送物やバラものの搬送に適しています。
通常のコンベヤベルトは幅方向には曲がりにくい仕様になっていますので、トラフコンベヤでは「トラフ対応」のベルトを選定します。

船底のように中央部が低くなるので、転がりやすい搬送物が自動的にベルトの中央に寄ってきます。
下流のプーリー付近ではベルトが元通り平らになるため、乗り継ぎ時に搬送物が転がり落ちないように、コンベヤガイドを使うと良いでしょう。

◆ 荷こぼれ防止桟付きベルトの利用
ストレート搬送用のコンベヤでも、ベルトの両サイドに荷こぼれ防止桟を付けることでバラもの搬送を可能にするケースもあります。。
それほど高さを必要としない場合は、蛇行防止用にも使用されるVガイドや丸ベルトをベルトに溶着します(高さ5mm程度)。
もっと高さが必要な場合は、波型桟や鱗型桟(サイドウォール)を付ける場合もあります。
センター駆動のコンベヤでは使用できません。
(低い桟であれば、プーリーに追加工をして対応できる場合もあります。ご相談ください。)
▼左から Vガイド桟、縦桟(スリット入り)、サイドウォール

プーリー径によって使えない桟もありますので、詳しくはクレタスまでご相談下さい。
このページのコンベヤの写真はオークラ輸送機株式会社様の承諾を得て掲載しております。