工業用ゴム・プラスチック製品の専門商社|株式会社クレタス

事例紹介SOLUTION

【耐熱120度ウレタンライニングローラー】
#シリコン置換え #耐熱ウレタン #耐摩耗 #巻替え #長寿命





【ウレタンゴムローラーの特徴】

機械的強度が強く、耐摩耗性、耐油性、耐オゾン製に優れている材料のため、
装置用のゴム巻ローラーとしては最もポピュラーな材料。
ただし、耐水性、耐熱性、耐薬品性は他の材料に比べて劣る。



【主なゴムローラーの使用可能な耐熱温度】

・一般ウレタンゴム      約70度
・シリコーンゴム       約180度
・NBR(ニトリルゴム)    約80度
・CR(クロロプレンゴム )    約70度
・耐熱ウレタンゴム      約120度


ご相談内容・課題
食品用装置メーカー様からのご相談

オーブンから出てきたばかりの高温の食品を搬送するラインで、駆動ローラーにシリコンライニング品を使っているが、耐摩耗性が低いので改善を検討している。

耐熱150度で耐摩耗性が高い、何か良い材料はないだろうかとのこと。


ご提案内容
耐熱120度のウレタンゴムへの変更をご提案。
本来は耐熱150度のご要望でしたが、シリコーンゴム以外で耐熱150度の性能を持った材料が見つからなかった為、対応できる中で耐熱性能が一番高い耐熱ウレタンを選定してご案内しました。

ご要望よりは耐熱温度が低いため、現場で詳しく使用環境を確認いただいたところ、ローラーに直接熱がかかる状況ではないことが判明。
耐熱120度でも十分使用可能なことが分かったため、安心して採用いただく事ができました。


その他
今回の事例はステンレスの芯金を新たに製作し、耐熱ウレタンをライニングする加工内容でしたが、既に生産現場装置で使用されているローラーへの、再ライニング加工も可能です。

ゴムローラーで困り事を抱えていたり、改善を検討されている場合には、是非お気軽にご相談ください。